テレビ朝日 「ポカポカ地球家族」
2006年1月14日放送
BS朝日: 1月20日(金)よる9時30分〜放送
  1月21日(土)夕方5時30〜放送
国名:フィリピン
人気リゾートでのんびり楽園暮らし
〜フィリピン・セブ〜
※番組では放送テープの貸し出し等はいたしておりません。テレビ朝日の放送を見逃した方は、翌週のBS朝日での放送をご覧下さい。
家族構成
シプリアーノ・オンパド(39歳)
弥生・オンパド(33歳)
長女 亜美(3歳)
次女 夢(1歳)

フィリピン最大のリゾート地「セブ」。真っ白アンビーチを求めて世界中から観光客が訪れます。日本からセブまでは直行便でおよそ4時間。毎年10万人以上が訪れるここの最大の魅力は、「クリスタルブルー」と呼ばれる透明度の高い海。またセブ特有の地形から他では見られない数多くの熱帯魚とも出会えます。「セブ」とはセブ島を中心とした167の島の総称。観光客の多くが訪れているのは、実はセブ島ではなくその向かいにある今回の舞台マクタン島です。
マクタン島はリゾートエリアから少し離れるだけで、南の島の昔ながらの生活と出会えます。オンパドさん一家は、リゾートアリアから車で10分程離れた住宅地に住んでいます。広さ40?で間取は2LDK、家賃は8千円。家には家族のほかオンパドさんのいとこも現在同居中。毎朝8時頃、住宅地には様々な食材を持った行商人がやってきます。その中で弥生さんが毎日必ず買うのが、温かい豆腐に黒蜜をかけて食べる「タホ」というスイーツ。消化がよくタンパク質もタップリな健康食。家の前まで売りにきてくれ、新鮮で安く買える行商は主婦にとって無くてはならない存在。
長女の亜美ちゃんは近所にある公立の幼稚園に通っています。ここフィリピンでは80種類もの言葉が話される為、幼稚園から英語教育に力をいれています。先生も園児達も全て英語で話します。
オンパドさん夫婦はセブの海でダイビングのインストラクター兼ガイドの仕事をしています。今日は日本からのお客さんを体験ダイビングへ案内します。弥生さんが海中の案内をしている間、オンパドさんがランチの準備をします。船の上で食べるフィリピンの家庭料理は絶品で、ダイビングツアー(食事つき)は8000円。弥生さんも10年前、この海に憧れてやってきました。その時の感動を多くの人に感じて欲しくこの仕事を始めました。
今日の夕食にはお客さんを招いています。オンパドさんのご両親です。2日に一度は両親と一緒に食事をしているんだそう。今日の料理は日本から送られてきた昆布でダシをとった家庭料理です。お父さんもお母さんも弥生さんがオンパドさんのお嫁さんに来てくれた事をとっても喜んでいます。
弥生さんはセブに詳しいダイビング仲間に誘われて、初めてやってきたのは今から10年前。そのとき訪れたダイビングショップでオンパドさんと出会いました。お互いの印象がよかった二人はすぐに交際をスタート、ダイビングインストラクターの資格を持っていた弥生さんはオンパドさんと同じお店で働くようになりました。そして交際をスタートして5年後、二人は結婚しました。
マクタン島から船で15分。300人の人が暮らすオランゴ島へ到着。ここの島にはオンパドさんの親戚が住んでいます。親戚の家に到着するとすぐに、高さ15メートルのやしの木にオンパドさんは、お猿さんもビックリなほど器用に登り、若いヤシの実を採ってきました。子供の頃はよく登って木の実をとっていたんだそうです。今日は親戚大勢で集まって、目の前の海で獲れた新鮮な魚やこの島だけで採れたものだけで作ったスープなど素敵な食事会のスタートです。